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全体の膨らみ(バウツ)を修正する。

原始的な方法だが、棒にやすり紙をはりつけ、縦方向にごしごしとこすりつけて均す。

本来ならこうした高さの彫る機械はトリマーやルーターなのだが、いま持ち合わせがない。
そうかといってボール盤に金属のヤスリをとりつけるのはちょっと抵抗があり、手ブレや
回し引きで不揃いになる危険性なども想定したので却下。

yasuri-bou1.jpg

ヤスリ棒のけずり台は、いままで表板を切り取ったのこりの外型を高さの基準に使う。

高さの調整は、表板の底に3-5mm、10mmなどの薄い板をだんだんと増やしていき、高くさせる。
(写真下)

yasuri-dankai.jpg

左右を対称となるように中心の峰にセロテープを貼り、これを基準に1cm刻みで縦方向に削り、
だんだん外側に向かって進めていく。

yasuri-bou.jpg

中心の峰にセロテープが見える

yasuri-bou2.jpg

たぶんこんな方法で膨らみのコントロールをしている工房の方々はいないかもしれないが、
結構正確に削れている便利だ。

yasuri-bou3.jpg

縦方向が終わったら、等高線に沿って回し引きしながら徐々に削っていく。
いままでの成果はきれいなカーブと全体の見栄えがよくなったことだ。

kirei.jpg

全体の削りを眺める。「前方後円墳」のような形は、ヴァイオリンやヴィオラ・ダ・ガンバに比べ、
C字のくびれがなくなだらかなウエストなのでちょっと変なシェープだ。

kirei-kezuri.jpg


アッパーの膨らみを各種のヤスリとスクレーバー、カンナで調整していく。
これらの組み合わせであれば、なにも電動のヤスリなどは必要ない。

正面からアッパーの膨らみを見る

upper-R.jpg

アッパーの膨らみを上部から見る

upper-R1.jpg

ボトムの膨らみを正面から見る

bottom-R.jpg


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テーマ : 楽器 - ジャンル : 音楽

 

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