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いままで探し求めた資料の山から、新たな掘り出し物が見つかった。

ガスパー・カサドというカザルスの後継チェリストが、実は隠れアルペジョーネ研究家でもあった。とはいっても、アルペジョーネ・ソナタのイメージを踏襲した譜面である。

Cadenza to "Arpeggione" Concerto

たぶん以下の表記が正しいと思われる。

Cello Concerto in A minor, based on Schubert's Sonata for Arpeggione and Piano, D.821

この譜面がどのような楽曲に挿入されたのか、カデンツア パート譜だけなので前後関係が不明だが、全体のメロディはかなり複雑で超絶技巧を要するようだ。

出所が明らかではないが、類推するとおそらくは以下のチェロ・ピースからの引用だと思われる。

John S. Weissmann, Notes to "Gaspar Cassado Performs Cello Masterpieces", 1992,
Vox Legends CDX2-5502,

- Tahra, The Mengelberg Legacy, 1998


Gaspar Cassado, Concerto in la mineur fur Violoncello und Orchester von Franz Schubert,
Mainz: B. Schott's Sohne, 1930

今後、どの部分でどうつながっているか音をひろってみることはたのしみといえる。
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