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マーカス、クイッカ博士が、シベリウス・アカデミー音楽大学でバリトン研究をした博士論文を入手した。
原文はフィンランド語だったが、それを英訳し一部概要として日本語訳してみた。

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この作品は、バリトンの歴史をまとめたものである。バリトンとは、ヴィオラダガンバとのハイブリッドの楽器である。
共鳴弦をもって音の余韻を強化している構造をもっている楽器で、左手の親指で絃を撥じく奏法があり、バロック様式奏法をおもにする。
17―19世紀初頭かにかけて演奏されたが、19世紀後半から、その人気はすたれてしまった。わずかに二次世界大戦後に復興したがその後は低下傾向にある。
レパートリーに知られているのは、フランツ・ヨーゼフ・ハイドンの「バリトン、ヴィオラ、チェロのための126三重奏、175の作品が有名である。
バリトンのこの曲4楽章は、他の類似楽器でも演奏され存続しているが、有名な演奏はほとんどがモダン楽器を使用する。
バリトンは、イングランドと現代のドイツとオーストリアで主に演奏された。
その楽器が希少性であるがゆえに、大部分は演奏技術は難しく、複雑な構造の結果、あまる演奏される機会はない。
バリトンという楽器は現在ではヨーロッパとアメリカ合衆国の一部では積極的に演奏されつつあるが、まだ発展途上といってよいだろう。
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