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フィンガーボード(指板)の加工について、ヴィオラ・ダ・ガンバ製作者の庄子氏にご相談した。
かれのブログでは、指板のベースはスプルース、そして指板部は薄い黒檀板を載せる方法だった。
通常、ガンバは薄い樹皮を巻く方法で軽くするのだが、がっしりと作るにはやはり2mmほどの飾り面を削ることらしい。

方法はわかったが、再度R面やサイズの確認を図面でしてみる。まずはヴィオラ・ダ・ガンバ図面では、BASSガンバの指板が長さ47.5cmとやや短く、幅7.8cmと逆に広い。
他方、アルペジョーネの図面では、フルサイズのためか長さ52.57cm、幅8.5cmである。

基本的なポイントといえば、長さはヴィオラからヴァイオリンに匹敵するような高音域までカバーするためにガンバより5cmほど長くする。
また、幅に関しては筆者の手のひらサイズがそれほど大きくないので、ガンバより若干狭くするほうが持ちやすく、抑えやすいと考えたからだ。

zumen-check.jpg

さて、指板の材質といえばいままで加工したウェンジ材は軽いのでそのまま使いたいが、加工サイズはやはり2mm厚みのほうが最適かと判断する。
その他の材質といえば、写真の上部にあげてみたローズウッドもあるけれど、紫檀や黒紫檀並みに硬く詰まったいい部材も考えなくはない。ただしめっぽう重たいのが難点といえる。

結論としては、まずテストに写真中央部にあるハカランダ材を使ってみてから修正や交換を計画しても
いいだろうということにおちついた。

fingerboard-check.jpg

今回のサイズは約90%縮小に設定したので、最適なアルペジョーネのフィンガーボードは長さ51.4-52cm(フルサイズの22フレットまで対応する長さ)、幅7.5cm程度にプロポーションを保つのがいいだろう。

fingerboard-size-awase.jpg

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テーマ : 楽器 - ジャンル : 音楽

 

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