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長い時間、製作中の楽器を放置していると湿度や日当りなどで変形してくる。
アルペジョーネの楽器は、ギターのように側版が上下のブロックだけで固定している構造なので、どうしてもボディ中央のくびれ部分が開いてくる問題がある。

ヴィオール族のヴァイオリン、チェロ、ヴィオラやヴィオラ・ダ・ガンバなどは、中央部分の前後にリブを固定している柱が両面で4本あることで、こうした中央部分のゆがみや開きが比較的少ない。

いまの状態は、裏板に側版が載っている段階もあり、裏板に接する部分は固定されているためゆがみがないが、その反対に表板の側面がいづれもV字型にやや広がる性質が生じてくる。

このようなゆがみをここで直しておかないと、表板を載せ蓋をした場合にエッジの軒幅が狭くなっているわけだ。
したがって、内型(モールド)の形状をもう一度取り出し、ライニング材の厚さを差し引いたカタを作り、これを強制用にする計画だ。

中央部に2本のネジで左右に止める治具とクサビ用のラワンの棒を用いて徐々に絞めていく。

この際、スプレー容器で水を少し霧吹きをしておく。

ボディの底からネジの治具をみる。

kyousei-sime.jpg

ボディの上横からの眺め。

kyousei-sime1.jpg

頭からの眺め。

kyousei-mae.jpg

横からの眺め。

kyousei-yoko.jpg

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テーマ : 楽器 - ジャンル : 音楽

 

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